大学入学共通テスト目前 受験生たちが気合い入れ 大分上野丘で「天突き」大分舞鶴は「オーコール」
いよいよ18日から大学入学共通テストが始まります。大分県大分市の高校では受験生に向けて激励会が行われました。
大分市の大分上野丘高校では3年生315人が共通テストに臨みます。
激励会でははじめに三浦一雄校長が「努力した自分を信じて頑張ってください」と受験生たちにエールを送りました。
そして…。
◆受験生
「50点、70点よいしょ、よいしょ、よいしょ」
最後に行われたのが上野丘伝統の「天突き」です。
試験で「点が付く」ようにという願いを込めて「天を突く」この験担ぎ。
受験生たちは「よいしょ」という掛け声とともに力強く手の平を天に突き上げていました。
◆受験生
「緊張がほぐれてすごく楽しかった。(激励会は)不安だった自分にとってすごく安心出来て、今までやってきたことを信じて、18日頑張りたい」
「自分が今までやってきたことを発揮するだけだと思うので緊張しすぎず楽しみたい」
一方、こちらは307人が共通テストを受験する大分舞鶴高校です。激励壮行会では、すでに進路が決まっている3年生のラグビー部員などがニュージーランド代表が試合前に踊る「ハカ」を披露し仲間にエールを送りました。
その後は担任と生徒が一緒に気合を入れる恒例の「オーコール」が行われ試験本番に向け気を引き締めていました。
◆受験生は
「今まで戦ってきた仲間と応援してくれる先生方に感謝の気持ちを改めて強く感じた」
「不安も全部力に変えて最高得点を取りたい」
「今までの自分の力を出し切って楽しむ気持ちを忘れずに頑張りたい」
試験会場の1つである大分市の大分大学旦野原キャンパスでは17日会場の設営が行われました。
県内では大分大学を含む5つの大学が会場となっていて2024年より30人ほど多いあわせて3400人が志願しています。
大学入学共通テストは18日から2日間の日程で行われます。
気になる天気ですが18日は穏やかに晴れるものの19日は雲が多くにわか雨の可能性もありそうです。
万全の寒さ対策に加え、折り畳み傘などの準備をしておくと安心です。