日本一の生産量 竹田市で「サフラン」の収穫ピーク 婦人薬の原料や料理の着色料などに使用 大分
竹田市で特産の花、サフランの収穫がピークを迎えています。
紫色の花びらと真っ赤なめしべが特徴のサフラン。
竹田市によりますと、市内ではおよそ120年前から栽培を行っていて生産量は日本一を誇ります。
サフランはめしべが婦人薬の原料や料理の着色料に使われていて、竹田市では暗い室内に球根を並べる「竹田方式」という独自の方法で育てられています。
気温が低下してくると開花しますが、2024年は気温が高い日が続いたことなどにより、例年よりも1週間ほど遅れて11月はじめ頃から収穫が始まりました。
◆サフラン農家
「ことしはサフラン(のでき)が遅くて少ないですね。普通なら(収穫が)終わり前かなというときですが、きょう初めてこれだけできた」
サフランは市内の道の駅などで販売されるということです。
最終更新日:2024年11月12日 12:04