天皇皇后両陛下から漁業者に手渡された「イサキの稚魚」など 記念放流 大分
11月10日に大分県内で開かれた「全国豊かな海づくり大会」で天皇皇后両陛下から漁業者に手渡されたイサキの稚魚などの記念放流が13日、県内各地で行われました。
水産資源の保護や水産業の振興を目的に10日に開催された「全国豊かな海づくり大会」。
大分市で行われた式典では天皇皇后両陛下からイサキの稚魚やアサリの稚貝などが県内の漁業者に手渡されました。
このうちイサキの稚魚は13日、佐伯市で放流が行われ梶寄漁港に地元の漁業協同組合の関係者が集まりました。
◆鶴見地区漁業運営委員長 疋田 一則さん
「大変光栄に思っている。これを機会に資源が復活してまた我々も努力していかなければならないと強く思っている」
放流は船で向かった大島周辺で行われおよそ400匹の稚魚が放流されました。
また、中津市の小祝漁港ではアサリの稚貝が放流され今後、津久見市や姫島村でも海藻の移植や稚魚の放流が行われるということです。