日本銀行は16日までの会合で、今行っている大規模な金融緩和策を継続することを決めました。この決定を受け、株高が進み、バブル期以来の高値を更新しました。

日銀は植田総裁体制のもとでは2回目となる金融政策決定会合を開き、これまでの長期間にわたる大規模な金融緩和策の継続を決めました。

会見で植田総裁は海外情勢や物価高の見通しなどについて触れ、「不確実性が極めて高い中、粘り強く金融緩和を継続する」と強調しました。

日銀の決定を受け16日の東京市場では円安株高が進みました。

日銀の決定が伝わると外国為替市場では円安が進み、東京株式市場では輸出関連株などに買い注文が広がりました。日経平均株価は、前日より220円高い3万3706円8銭で取引を終え、バブル期以来の高値を更新しました。