人気アニメでPR“日本食のファンを海外で増やそう” 用意した弁当がほぼ完売も
海外でも人気の高い日本のアニメとのコラボレーションで、日本の食品のファンを海外で増やそうという取り組みが行われています。
ジェトロの関連組織で日本食品の輸出拡大を目指す「JFOODO」は26日、海外での取り組みの成果を公表しました。ことし1月、ロサンゼルスで開かれたイベント「アニメ ロサンゼルス」では、人気アニメ「ラブライブ!サンシャイン!!」のキャラクターの好物を取り込んだ和食弁当を販売。
「わかめおにぎり」や「ほたて醤油焼き」など日本産の食材を使った弁当を一つ18ドル、およそ2700円で販売したところ、用意した1200セットがほぼ完売したということです。
JFOODOの担当者は「日本の食の魅力をアニメの力が引っ張ってくれた」としてこの手法に手応えを示しました。
今後はヨーロッパや東南アジアなど、日本のアニメが人気の高い国や地域で日本食をPRしていきたいとしています。