巣ごもり需要 ビール各社「家庭用」強化へ
新型コロナの影響で巣ごもり需要が長引くことを受け、ビール各社は家庭用ビール商品を強化していく方針を発表しました。
コロナ禍で外食産業が打撃を受け、業務用ビールの市場が大幅に縮小する一方、巣ごもり需要が長引き、家庭用ビール商品が好調です。
また、人々の健康意識が高まっていることを受け、サントリーホールディングスは糖質ゼロの「パーフェクトサントリービール」を25日にリニューアルし、飲み応えをさらに強化します。
キリンビールは、クラフトビールの市場が拡大していることから、レンタルビールサーバーの「キリンホームタップ」で、今後、全国のブルワリーと提携するなどして種類を拡充したいとしています。
アサヒビールは、主力商品である「アサヒスーパードライ」を来月から順次リニューアルするほか、数量限定で販売していた「生ジョッキ缶」の供給量を今年は去年の5倍に増やす予定です。
サッポロビールは、主力である「サッポロ生ビール黒ラベル」を来月から順次リニューアルします。原材料の配合を変えて、「麦のうまみと爽快な後味のバランス」を追求したということです。