ジャニーズ事務所会見受け 企業から慎重な声も
ジャニーズ事務所の会見を受け、日産自動車は「発表された改革や再発防止の取り組みを注視していく」とコメントしました。広告起用停止の方針について、2日の会見を受けてすぐに変更はないとしています。
日産自動車は、自社の人権尊重の方針に反するとして、現在、ジャニーズ事務所のタレントを起用した広告などの展開を停止していて、また、新たな販促物の展開も停止する方針を明らかにしています。
2日のジャニーズ事務所の会見を受けて、日産自動車は日本テレビの取材に対して「この問題を改めて重く受け止める」とした上で、「事務所が発表した改革や再発防止の取り組みを注視しながら、日産の将来的なマーケティング活動に関しても、適切な対応を取っていく」とコメントしました。
2日の会見を受けてすぐに広告起用停止の方針変更はないということです。
また、別の企業も、「事務所の名前が変わるからとすぐに契約再開は難しい」「被害者救済や組織改革などをどう実行するかを評価し、総合的に対応を検討することになる」など、会見後に慎重な声が聞かれました。