富士重工業、誤発進を防ぐ運転支援システム
自動車メーカー「富士重工業」は22日、誤った急発進を防ぐ運転支援システム「AT誤発進抑制制御システム」を発表した。
このシステムは、車に搭載されたカメラが、前方の壁など高さ1メートル以上の障害物を認識し、アクセルを踏んでも急発進しないようになっている。このほか、前方を走る車の速度の差が時速30キロ以内の場合、速度を感知して、追突する恐れがある場合には自動でブレーキが作動し、追突を防止する機能がついている。
富士重工業は、“ウッカリ”や“ボンヤリ”などでアクセルとブレーキを踏み間違える人為的ミスを未然に防ぐことで、事故の減少を目指したい考え。
このシステムは来月から発売する「スバル レガシィ」に搭載される予定。