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超円高、各国で危機感の共有を~アナリスト

2011年8月20日 21:40
超円高、各国で危機感の共有を~アナリスト

 アメリカ・ニューヨーク外国為替市場で現地時間19日、一時1ドル=75円95銭まで円が買われ、戦後最高値を更新した。この円高について、「カブドットコム証券」マーケットアナリスト・山田勉氏が分析した。

 山田氏は「ここのところ円高がジリジリと続いている。75円台突入はそれほどサプライズでない。日本にとって厳しい円高局面が続いている。この局面をいかに脱していくのかは、やはり各国との政策協調が欠かせない。何もせず放置するのは、非常にまずい局面に向かう可能性がある。ひょっとしてリーマンショックになるかもとの危機感を各国で共有し、協調政策を取るのが大事」と述べた。