有楽町阪急 メンズ館として15日開業へ
東京・千代田区有楽町の百貨店「有楽町阪急」は15日、「阪急MEN’S TOKYO」としてリニューアルオープンする。
ターゲットは30歳代から40歳代の所得の高いビジネスマンということで、店内には「グッチ」や「ブルガリ」など高級ブランド店が並ぶ。また、入会金3000円を払うとスタイリストが服を選んでコーディネートをしてくれるというサービス「スタイルメイキングクラブ」もある。
阪急は08年、大阪市のうめだ本店でメンズ専門館をオープンしている。関西の近隣地域からの男性客も取りこみ、うめだ本店の全体の売り上げの約20%を占めるほどになっている。そこで、収益が低迷していた有楽町阪急を全面改装してメンズ専門店にし、業績アップを狙う。
28日にオープンする「ルミネ」有楽町店は、20歳代後半から30歳代の女性を取りこもうとしている。セレクトショップを中心とした107店舗が入る予定。
さらに、「プランタン銀座」でも女性をターゲットに改装を進めている。家でくつろぐための雑貨やルームウエアなど、仕事が終わった後の「女性の過ごし方」のアイテムを強化するとしている。