三井住友トラスト、インサイダーで2人解雇
「三井住友トラスト・ホールディングス」は8日、傘下にある銀行のインサイダー取引問題で、社員2人の解雇と当時の役員らの処分を発表した。
三井住友トラストは8日、会見を開き、旧「中央三井アセット信託銀行」の運用担当者2人がそれぞれ別の公募増資でインサイダー取引をした問題で、常陰均会長を含む役員22人の減俸処分を発表した。
運用担当だった社員2人は、8日付で懲戒処分としている。
また、増資を担当した「野村証券」の営業担当者との個人的に親しい関係などが背景にあったため、今後、証券会社の営業担当者との接触を原則で禁止することを明らかにした。