警察の懲戒処分者300人 2年連続の減少
去年1年間に全国で懲戒処分を受けた警察官や警察職員の数は300人で、2年続けて減少したことが警察庁のまとめでわかった。
警察庁によると、去年1年間に全国で懲戒処分を受けた警察官や警察職員の数は、前の年から89人減って300人だったことがわかった。2年連続の減少。このうち免職は35人で、停職が68人などとなっている。
処分理由別では、「異性関係」が80人で最も多いものの、セクハラ防止対策などにより前の年より32人減っている。次いで多かったのは「窃盗・詐欺・横領など」で67人だった。また、逮捕者は前の年から15人減って71人だった。
警察庁では、引き続き不祥事につながりにくい業務の仕組みを構築していくという。