×

日経平均終値、1か月ぶりに8700円回復

2012年6月18日 17:17
日経平均終値、1か月ぶりに8700円回復

 18日の東京株式市場で、日経平均株価は大きく値を上げた。終値は先週末比151円70銭高い8721円02銭で、5月22日の8729円以来、約1か月ぶりに8700円台を回復した。

 現地時間17日に行われたギリシャの再選挙は、緊縮策の継続を掲げる政党が第1党となることが確実となった。懸念されていたギリシャのユーロ離脱がひとまず回避されそうなため、18日朝の東京株式市場は取引開始から全面高の展開となった。日経平均株価は一時、約200円値を上げる場面も見られたが、ギリシャの財政再建やヨーロッパ債務問題の先行きを見極めたいという雰囲気も強く、買い注文の一巡後は伸び悩んだ。

 東証1部の売買代金は概算で8645億円と、6日連続で1兆円を割り込んだ。売買高は概算で14億8308万株。