地球温暖化対策として石油などに課税する環境税が１日から導入される。今後、段階的に引き上げられ、平均的な世帯の負担増は、年間約１２００円になると見込まれている。

　環境税は、地球温暖化の原因となる二酸化炭素の排出を抑えるため、石油や天然ガス、石炭を輸入した業者などに課税される。課税は１６年４月までに３段階で引き上げられ、ガソリンは今回、１リットルあたり０円２５銭の増税となる。

　石油などを燃料にしている電力会社やガス会社も料金に反映させる方針で、最終的には、平均的な家庭で年間約１２００円の負担増になる見込み。