大手百貨店・高島屋の今年３月から８月期の連結中間決算は、純利益が去年の同じ時期に比べて２５．８％増と大幅なプラスとなった。

　高島屋の今年３月から８月までの決算は、営業利益が去年の同じ時期に比べて９．５％増の１２２億円、純利益が２５．８％増の９５億円となった。消費税増税に伴う駆け込み需要の反動や夏場に天候不順が続いたが、首都圏の大型店を中心に高額品の売り上げが好調だった。また、外国人観光客などによる免税品の売り上げは約３割伸びた。免税品の売り上げは、下期も去年の同じ時期に比べて約７割伸びると見込んでおり、通期の業績予想を上方修正した。

　一方、地方の店舗では首都圏に比べて業績の回復の足取りが弱いとしている。