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スカイマーク民事再生法を申請 社長は退任

2015年1月29日 2:10
スカイマーク民事再生法を申請 社長は退任

 国内3位の航空会社スカイマークが、民事再生法の適用を申請した。負債総額は約710億円。

 スカイマークは、円安の影響や格安航空会社との競争の激化で収益が悪化していた上、ヨーロッパの航空機メーカー・エアバス社からは旅客機「A380」の購入をキャンセルしたことなどから巨額の違約金を求められていた。そのため、全日本空輸と日本航空に共同運航を要請して、年間最大で80億円から90億円の収益を見込むなど再建方法を模索していたが、自力での再建を断念した形。

 スカイマークは民事再生法の適用申請を28日の臨時取締役会で正式決定し、東京地裁に申し立てを行った。負債総額は約710億円。

 また西久保社長は退任し、後任には有森取締役が昇格する。