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安保法制関連法案 民主党、見解を正式決定

2015年4月28日 13:53
安保法制関連法案 民主党、見解を正式決定

 政府が来月、国会に提出する方針の安全保障法制の関連法案について民主党は28日、「安倍政権が進める集団的自衛権の行使は容認しない」などとした党の見解を正式に決定した。

 見解では安倍内閣が去年、閣議決定した集団的自衛権行使の新たな3要件について「歯止めがきかない」などと批判した上で、「専守防衛に徹する観点から、安倍政権が進める集団的自衛権の行使は容認しない」と結論付けている。また、他国軍の後方支援のためいつでも自衛隊を海外に派遣できるようにする恒久法については、その都度、慎重に見極める必要があるとして容認せず、「特別措置法の検討で対応すべき」としている。

 岡田代表「連休明けに国会での論戦が始まってまいりますが、そこで、我々もしっかり議論していきたい」

 岡田代表は、政府が来月、国会に提出する方針の安全保障法制の関連法案について、安倍政権を徹底的にただしていく考えを強調した。