安保法制関連法案 審議入り巡り与野党対立
政府が15日朝、安全保障法制の関連法案を国会に提出した事を受け、与野党の国対委員長が会談した。与党側は来週からの審議入りを求めたが、結論は出なかった。
会談の場で、与党側は法案を審議するための特別委員会を19日に設置するとともに、21日から審議をはじめる事を提案した。
自民党・佐藤国対委員長「まずは特別委員会を設置した上で議論を深めていただくというのがあるべき姿なのかなと」
これに対し、民主党などは「性急な審議には応じられない」「きょう法案が提出されたばかりで直ちに審議入りするのは考えられない」などと反発し、結論は出なかった。
政府・与党は今の国会での成立を目指しており、来月24日までの国会の会期を大幅に延長する事を検討している。今後、与野党の攻防が続く。