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日経平均 15年ぶり高値を2日連続で更新

2015年5月21日 16:20
日経平均 15年ぶり高値を2日連続で更新

 21日の東京株式市場で日経平均株価は小幅に値を上げ、21日も2000年4月14日以来、約15年1か月ぶりの高値を更新し終値は前日比6円31銭高の2万202円87銭だった。

 21日朝の東京株式市場では、外国為替市場で円相場が1ドル=121円台前半と20日に比べて円安水準で推移したことから、日本の輸出企業の業績が改善するとの見方が広がり、輸出関連銘柄を中心に買い注文がふくらんだ。日本時間の午前に発表された5月の中国の製造業に関する指数が改善したことなどから日経平均株価の上げ幅は一時、120円を超えた。

 しかし、21日と22日に日銀の金融政策決定会合が開かれていることから、市場では結果を見極めたいとの雰囲気が強まり、当面の利益を確定する目的の売り注文が優勢となる場面もあった。

 東証1部の売買代金は、概算で2兆7999億円。売買高は、概算で25億2498万株。