千葉・姉崎火力発電所“新1号機”を公開 CO2排出も大幅削減
首都圏を中心に電力を供給する千葉県の火力発電所で、来月から営業運転を始める予定の最新の発電設備が公開されました。
千葉県にある姉崎火力発電所では老朽化した4基を廃止し、新たに最新型・3基の建設を進めていて13日、新1号機の試運転の様子が報道陣に公開されました。
発電の効率を高めた世界トップクラスの設備を備えていて、廃止された旧1号機と比べ、二酸化炭素の排出量をおよそ3割(年間60万トン)減らせるということです。
また最大出力で運転すると、首都圏を中心に、およそ185万世帯分の電力を賄えるとしています。
脱炭素の流れを背景に、古い火力発電所の休廃止や最新式への建て替えなどが進んでいて、姉崎発電所でもことし、新1号機を含め3基が運転を始める予定です。