“新紙幣の実物”を公開 「3Dホログラム」技術を世界で初めて採用も
日本銀行は14日、来年9月までをメドに発行する新紙幣の実物をメディアに 公開しました。
14日に公開されたのは来年9月までをメドに発行する3種類の新紙幣です。「近代日本経済の父」と言われる実業家、渋沢栄一の新1万円札、女子教育の先駆者といわれ、津田塾大学を創立した津田梅子の新5千円札、破傷風の治療法を開発するなど医学の発展に尽力した北里柴三郎の新千円札です。
新紙幣には、傾けると小さな図柄が変化する「3Dホログラム」技術を世界で初めて採用するなど、新たな偽造防止技術が取り入れられているほか、触っても凹凸を感じることができる数字が大きく印刷されています。
新しい紙幣は14日から順次、貨幣博物館や全国の日銀の支店などで展示されます。