ビッグモーター 下請法違反で公取委が勧告へ 取引金額引き下げや草むしりなど強要疑い
ビッグモーターが下請け業者に草むしりや取引金額の引き下げを強要するなどの疑いがあった問題で、公正取引委員会が下請法違反を認定し、近く勧告を出す方針を固めたことがわかりました。
ビッグモーターをめぐっては複数の下請け業者に取引金額の引き下げを強要したり、無償で店舗の清掃や草むしりをさせていたなどとして、公正取引委員会が去年から調査を進めていました。
関係者によりますと、公正取引委員会はビッグモーターのこうした行為を下請法違反と認定し、再発防止などを求める勧告を来週にも出す方針を固めたということです。
勧告にはビッグモーターが本来、下請け業者に支払うべきだった代金を支払うよう求める内容も含まれるとみられます。