スズキとフォルクスワーゲン 提携解消へ
スズキは資本業務提携の解消を巡ってフォルクスワーゲンと争っていた問題で、30日、提携の解消が認められたと発表した。
スズキは2009年にフォルクスワーゲンと資本業務提携を結んだが、提携のあり方を巡って関係が悪化したことから、2011年に解消を申し入れていた。フォルクスワーゲンはこれに応じず、国際仲裁裁判所を通じての争いが続いてきたが、国際仲裁裁判所が29日、フォルクスワーゲンに対し、保有するスズキの株式を手放すよう命じる判断を下し、両社の提携関係は解消されることになった。
鈴木修会長は、今後、他のメーカーと提携するかについては、「自立して生きていくことを前提にして考えていきたい」と述べた。