経済界からも苦言「たるんでる」エンブレム
アートディレクターの佐野研二郎氏がデザインした2020年東京オリンピックのエンブレムについて、大会組織委員会が1日、使用中止の方針を固めたことを受けて、企業経営者らからなる「経済同友会」の小林代表幹事は、企業の場合は商標登録などについては調査会社に依頼してチェックするが、オリンピックのようなものはオープンの場で知見を聞くのも必要だったのではないかと述べた。
その上で、「社会全体がたるんでいるんじゃないか」と苦言を呈し、みんなに歓迎される手法を取る必要があるとの考えを示した。