コンビニエンスストア大手ローソンの今年３月から８月までの決算で、営業利益が過去最高となった。

　ローソンが７日に発表した今年３月から８月までの連結決算で、営業利益は前年同期比５．１％増の４２０億円と過去最高になった。去年、高級スーパー「成城石井」や「ユナイテッド・シネマ」を買収したことや、コンビニエンスストア事業が４月から５か月連続して前年を上回ったことなどが収益の向上につながった。

　一方、法人税率の変更などから純利益は同９．５％減の１９８億円となった。

　６月から導入している新たな発注システムを１０月末までに全店で展開することで商品の品切れ削減ができ、さらなる売り上げの増加が見込まれることなどから、ローソンは今期の業績見通しにおいて営業利益が１３期連続の増益で過去最高になると見込んでいる。