初公開の自動運転車も…東京モーターショー
2年に一度の自動車の祭典「東京モーターショー」が28日、報道陣に公開された。
今回の「東京モーターショー2015」には、世界から160社が出展。世界で競争が過熱する自動運転技術の展示が目立つ一方、環境への負担が少ない“エコカー”も注目されている。
「日産」はボタンを押すとハンドルが格納され、前方にモニターが出てくる自動運転のコンセプトカーを世界初公開した。
「トヨタ」は水素を燃料として走る未来の燃料電池車『FCV PLUS』を披露した。自ら発電した電力を外部に供給することも可能で、走行していない時は小さな発電所の役割を果たすという。
「ホンダ」も今年度中の発売を予定している5人乗りの燃料電池車『新型FCV』を世界初公開した。
一方、クルマ離れが進んでいる若者も取り込もうと「マツダ」が独自のエンジン技術「ロータリーエンジン」を搭載した最新カー『RX-VISION』をサプライズで披露するなど、スポーツカーの展示も多く見られる。
「東京モーターショー2015」は10月30日(金)~11月8日(日)、東京ビッグサイト(東京・江東区)で一般公開される。