１０日、東京株式市場で日経平均株価は値を上げ、終値は前日比２８円５２銭高の１万９６７１円２６銭だった。

　午前の取引では、前日の欧米の株安や、外国為替市場で進んだ円安・ドル高が一服したことなどを受けて、当面の利益を確定するための売り注文が先行した。

　しかし、午後の取引時間中に発表された１０月の企業倒産件数と景気ウォッチャー調査がいずれも改善したことや、中国・上海市場で株価が上げ幅を拡大したことなどを受け、日経平均株価は５営業日連続で値を上げた。

　東証１部の売買代金は、概算で２兆３５４１億円。東証１部の売買高は、概算で２０億６９２５万株。