ワイン輸入量 チリ産が初の1位 仏産抜く
去年1年間のワインの輸入量で、チリ産ワインが初めてフランス産を抜き、1位となった。
財務省の統計などによると、去年の海外から日本へのワイン輸入量は、チリ産のワインが前年比約18%増の5万5106キロリットルで、長年首位だったフランスワインの輸入量を抜き、初の1位となった。
ほかのワインに比べ比較的価格が安く品質がいいとされるチリワインだが、日本とチリとの貿易協定で関税が低くなったり撤廃されたりして、この10年で市場の規模は約7倍に拡大しているという。
国内のワイン市場が拡大する中、大手メーカー各社は今後も需要の見込めるチリ産ワインの新商品の販売を強化する方針。