家電販売大手のエディオンは、顧客の情報7万7000件あまりが外部に流出した可能性があると公表しました。

エディオンによりますと、運営業務を委託するグループ会社のサーバーに外部から不正なアクセスがあり、サーバー内に保管されていた情報が削除されたということです。情報は削除されただけでなく、流出した可能性もあるとしています。

削除された件数は7万7656件にのぼり、エアコンなどを配送した際の氏名、住所、電話番号などといった個人情報のほか、荷物の受け取り時に客が書いたサインの画像3563件も含まれていました。

一方、クレジットカードの情報はシステム上で保持しておらず、流出した可能性はないとしています。

エディオンは再発防止策として、外部の有識者を入れた対策チームを設置し、セキュリティーを強化しているとしています。