燃費不正問題 スズキ会長CEO退くと発表
燃費データの不正測定問題をうけ、スズキの鈴木修会長は今まで兼務していたCEO(=最高経営責任者)を退くと発表した。
鈴木修会長「独裁と言われておりまして先頭に立って何もかもやっていたと。後ろに引き下がりまして、チームでやっていく方向が大丈夫かどうかということを、見極めるのが役目だと」
鈴木会長は、このように述べ、燃費データの不正測定問題の責任をとりCEOを退くと明らかにした。ただし、「反省をした上で再発防止に向けて指導していくことが一番の責務」と述べ、代表取締役会長は続投する構えを示した。後任のCEOについては、9人いる取締役から選出するとしている。
また会見では、技術部門を統括する本田治副社長が今月末の株主総会をもって退任することや、スズキの役員報酬の減額も発表された。