日経平均小幅安 一時値上げもマイナスに
10日の東京株式市場で、日経平均株価は値を下げた。終値は前日比29円85銭安の1万6735円12銭。
円相場が円高方向に進んだため、輸出関連企業の株を中心に売り注文が優勢になった。午後の取引では、日銀がETF(=上場投資信託)を買い入れるのではないかとの観測から、値を上げる場面もあった。ただ、東京株式市場では11日からお盆休みに入る投資家も多く、取引終了が近づくにつれ連休前に利益を確定しようとする売り注文が増え、再びマイナスに転じた。
東証1部の売買代金は概算で2兆906億円、売買高は概算で17億31万株。