クロマグロの資源管理 国際会議始まる
高級すしネタとして知られるクロマグロの資源管理について話し合う国際会議が、29日から福岡で始まった。
太平洋のクロマグロを巡っては、資源量が20年前の3分の1以下まで減少するなど資源の枯渇が心配されている。今回の会議では太平洋のクロマグロの資源量が著しく減少した場合に発動する「緊急ルール」の作成が焦点。
日本は、「1歳未満のマグロの数が3年連続で最低水準となった場合、2年間漁獲量を規制する措置」を提案しているが、各国からはさらに厳しい意見も予想される。