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マグロ水揚げ200本超…漁港に活気 青森

2016年6月16日 22:09
マグロ水揚げ200本超…漁港に活気 青森

 クロマグロの定置網漁が青森県深浦沖の日本海で本格化し、16日も1隻で200本を超えるマグロが水揚げされ、漁港は活気づいていた。

 青森県深浦町の岩崎漁港にクロマグロを水揚げしたのは「第36はくしん丸」。深浦沖のマグロ漁は、例年5月下旬から8月頃まで、日本海を北上する若いクロマグロを、沖合に仕掛けた定置網漁で漁獲している。しかし、今年はエサとなるイカの北上が遅れたためか、いつもの年より1か月ほど遅い15日からまとまった量が上がり始めた。

 16日は、30キロから40キロのものを中心に200本以上のクロマグロが水揚げされ、漁港は活気にあふれていた。

 定置網漁で漁獲される30キロ未満のクロマグロは、漁獲量の上限が設けられるため、7月から10キロ未満を放流したり休漁日を設けたりするなど、資源回復にも務める。

 青森県内一の水揚げを誇る深浦沖のクロマグロ漁は、県内や東京、それに関西方面の魚市場に出荷され、8月まで続く。

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