経済財政諮問会議 来年度予算編成で議論
政府は、8日の経済財政諮問会議で、年末に向けて本格化する来年度の予算編成について議論した。
会議では民間議員から来年度の予算編成について、財政健全化への取り組みが必要だとする一方、研究開発への投資など、日本の経済成長につながる政策に予算を重点化し、「過度な歳出抑制にならないようにすべき」との意見が出された。
これを受けて安倍首相は、財政健全化の取り組みを進める考えを示した上で、次のように述べた。
安倍首相「子育て、介護や研究開発など重要な政策課題について、必要な予算措置を講じるなど、関係大臣におかれては、メリハリのきいた予算編成を目指して議論を深めていただきたい」
政府は、会議での議論を踏まえ、来年度の予算編成を行う考え。