ビール類の出荷量 12年連続で過去最低
去年のビール類の出荷量が、12年連続で前年を下回り過去最低を記録した。
ビール大手5社が発表した去年の「ビール」と「発泡酒」、「第3のビール」を合わせたビール類の出荷量は、4億1476万ケースと前年に比べて2.4%のマイナスとなり12年連続の減少となった。飲酒人口が減っていることやワインやチューハイなど飲酒の多様化で需要が分散したことが減少の主な要因。また、夏場の天候不順も響いた。
ジャンル別で見ても「第3のビール」が登場した2003年以来、初めて3ジャンル全てで出荷量が前年を下回った。
メーカー別の年間シェアではアサヒビールが39.0%と7年連続で首位をキープした。