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ビール類の出荷量 12年連続で過去最低

2017年1月16日 13:58
ビール類の出荷量 12年連続で過去最低

 去年のビール類の出荷量が、12年連続で前年を下回り過去最低を記録した。

 ビール大手5社が発表した去年の「ビール」と「発泡酒」、「第3のビール」を合わせたビール類の出荷量は、4億1476万ケースと前年に比べて2.4%のマイナスとなり12年連続の減少となった。飲酒人口が減っていることやワインやチューハイなど飲酒の多様化で需要が分散したことが減少の主な要因。また、夏場の天候不順も響いた。

 ジャンル別で見ても「第3のビール」が登場した2003年以来、初めて3ジャンル全てで出荷量が前年を下回った。

 メーカー別の年間シェアではアサヒビールが39.0%と7年連続で首位をキープした。