日本銀行は18 、19日、金融政策決定会合を開きます。政策金利を現在の0.5％に据え置き、現状維持とする見通しです。

日銀は前回1月の決定会合で、政策金利をそれまでの0.25％から0.5％へと引き上げました。

今回の会合では、利上げを受けた実体経済への影響を点検するほか、連合が発表した春闘の第一回集計で平均賃上げ率が34年ぶりの高い水準となったことを受け、経済や物価への影響についても議論する見通しです。

しかし、前回利上げを行ったばかりであるのに加え、アメリカのトランプ政権が関税政策を二転三転させ、世界経済の先行きの不透明さが増しています。

そのため日銀は海外情勢を見極める姿勢で、今回は政策金利を現状の0.5％に据え置く見通しです。