９日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げた。終値は前日比９９円９３銭安の１万８９０７円６７銭。

　今週末の日米首脳会談を前にリスク資産の株を売り、安全資産とされる円を買う動きが強まっている。このため、円相場は一時１ドル＝１１１円台をつけるなど円高傾向になっており、輸出関連株を中心に幅広い銘柄で売り注文が優勢となった。前の日のアメリカ・ニューヨーク市場でダウ平均株価が値下がりしたことも相場の重荷になった。

　東証１部の売買代金は概算で２兆２４５７億円、売買高は概算で１９億３３５１万株。