日経平均152円安 円高傾向などマイナス
3連休明けの10日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げた。終値は先週末比152円89銭安の1万9301円44銭。
円相場が一時1ドル=115円台前半をつけるなど円高方向に傾いたため、輸出関連株などが売られた。欧米の株式市場が軒並み株安だったこともマイナスの要因となった。また、アメリカのトランプ次期大統領が個別企業の経営戦略について保護主義的な発言を繰り返しているが、11日には大統領選後初めての公式会見が行われるため、市場ではその発言内容を見極めようとリスク回避のため株を手放したり、積極的な取引を控えたりする投資家も多かった。
東証1部の売買代金は概算で2兆5992億円、売買高は概算で18億9467万株。