２９日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げた。日経平均株価の終値は前日比２５６円５８銭安い１万９１４５円１４銭。

　前の日のアメリカ・ニューヨーク株式市場では利益を確定する売り注文が優勢となり、ダウ平均株価は３営業日ぶりに値を下げたことから２９日朝の東京株式市場でも売り注文がふくらんだ。また外国為替市場で円相場が１ドル＝１１６円台半ばまで２８日に比べて円高水準に傾いたため、輸出関連銘柄を中心に売り注文が出て、日経平均株価の下げ幅は３００円以上になる場面もあった。

　東証１部の売買代金は概算で２兆７９６億円、売買高は概算で２２億４９１４万株。