３１日の東京株式市場で日経平均株価は値を下げた。終値は先週末比２１円３９銭安の１万７４２５円０２銭だった。

　アメリカ大統領選の行方がクリントン候補の私用メール問題の再燃で不透明感を増していることを受け、外国為替市場ではドルが売られ、「低リスク資産」とされる円が買われている。このため、３１日の東京株式市場では輸出関連株を中心に幅広い銘柄が売られた。

　また、日経平均株価は先週までの２週間で６００円近く値上がりしたため、利益を確定するための売り注文も出た。

　東証１部の売買代金は概算で２兆３２９８億円、売買高は概算で２２億４２６３万株。