日米首脳会談受け東京市場、株価上昇で開始
日米首脳会談でトランプ大統領から経済問題に対して具体的な注文がなかったことから、週明けの株価は値を上げて取引を開始した。
安倍首相とトランプ大統領が親密な日米関係を世界に示したことでひとまず、市場では安心感が広がった。東京市場は取引開始直後から買い注文が先行した。トランプ大統領から日本の為替や金融政策に対する直接的な注文がなかったことで当面の円高のリスクが後退し、外国為替市場で円相場が一時、1ドル=114円台まで円安に傾いていることが株価上昇の追い風となっている。
ただ、日米首脳会談で、自動車などの貿易や経済政策について具体的な話にならなかったことで、今後の展開が依然不透明との声も出ており、積極的に株を買い進める動きは限定的。