８日の東京株式市場で日経平均株価は４営業日連続で値を下げた。終値は前日比９０円１２銭安の１万９２５４円０３銭。

　前日のアメリカ市場で株価が下落した流れを受け、東京市場でも売り注文が優勢となった。円相場がやや円高に傾いたこともマイナスの要因となった。下げ幅は一時、１５０円近くまで広がった。ただ、売買の手がかりとなる新規の判断材料が少ないうえ、今週末にはアメリカの雇用統計が発表されるため、市場には様子見ムードが広がっていて、積極的な売買は控えられた。

　東証１部の売買代金は概算で２兆１４４億円、売買高は概算で１６億２６０３万株。