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子会社のデータ改ざん 東レが調査報告書

2017年12月27日 14:11
子会社のデータ改ざん 東レが調査報告書

繊維大手の東レは、子会社の検査データ改ざん問題を巡り、「品質保証に対する経営層の関心が薄かった」などとする調査報告書を公表した。

この問題は、東レの子会社が自動車用タイヤなどに用いる補強材の検査データを改ざんしていたもの。公表された有識者委員会の報告書では、改ざんは検査データが顧客との間で取り決めた規格から外れた際、「納期に間に合わない」「本来的には品質には問題ない」という動機で行われたと結論づけた。

この背景には、「品質保証に対する子会社の経営層の関心が薄かった」ことなどを挙げている。東レは今後グループ全体でも不正がないか調査を進める方針。