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ダウ、好決算の大手企業中心に買いが先行

2018年2月2日 8:33

1日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は、好決算を発表した大手企業を中心に買いが先行した。ダウ平均株価は37ドルあまり値を上げて取引を終えている。

1日のニューヨーク株式市場でダウ平均株価は、前日比37ドル32セント高の2万6186ドル71セントで取引を終えた。一方、ハイテク株が中心のナスダック総合指数は25.61ポイント下げて7385.86で取引を終えている。

この日はクレジット大手のマスターカードやSNS大手のフェイスブックなど、好決算を発表した企業を中心に買いが先行した。ただ、午後に長期金利が上昇したことが下げ要因になり、株価の上げ幅は限定的となった。

2日には雇用統計が発表される予定で、市場関係者は「賃金が上昇する結果だとインフレが意識され、長期金利がさらに上がり、相場の重荷になる可能性がある」と話している。