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半導体関連株中心に売り、ダウ83ドル安

2018年4月20日 7:25

19日のアメリカ・ニューヨーク株式市場は市場予想を下回る決算を発表した半導体関連株に売りが集まり、ハイテク株にも波及した。金利の上昇で金融関連株などが買われたものの、ダウ平均株価の終値は前日比83ドル18セント安の2万4664ドル89セントだった。

ハイテク株が中心のナスダック総合指数も57.18ポイント下げて7238.06で取引を終えている。

この日は、発表した決算が市場予想を下回った半導体関連株に売りが集まったほか、その流れがインテルやアップルなどのテクノロジー関連株にも波及した。アップルは、主力の「iPhone」の売り上げが不振だとする市場のリポートが出たことも売りに拍車をかけている。

一方、金利が上昇したことで金融関連株は買われたほか、好決算を発表したクレジットカード大手のアメリカン・エキスプレスが大きく値を伸ばしている。

市場関係者は「引き続き決算主導の相場が続いていて、様子見をされている銘柄も多い」と話している。