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東電社長 福島第二原発廃炉検討の考え

2018年6月27日 13:15

東京電力は27日、東京都内で定時株主総会を開き、小早川社長が改めて福島第二原発について廃炉に向けた検討を始める考えを示した。

株主総会には約1500人と去年を上回る株主が出席した。この中で小早川社長は新々・総合特別事業計画に沿って収益力の拡大をはかるとともに、福島の復興にグループ一丸となって取り組む考えを示した。

また、柏崎刈羽原発について安全を最優先しつつ再稼働に向けた手続きを進めるとしている。

福島第二原発については、「地域の安心に沿うよう全号機廃炉の方向で検討を始め、理解を頂いた上で決定する」と述べた。

株主からは福島第一原発事故現場の公開や使用済み核燃料再処理事業からの撤退など8つの議案が出されたが、すべて反対多数で否決された。

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