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日立化成 蓄電池の検査データに虚偽記載

2018年6月29日 22:37
日立化成 蓄電池の検査データに虚偽記載

化学メーカーの日立化成は、製造している産業用蓄電池の検査データに虚偽の記載をしていたと発表した。

日立化成・丸山寿社長「お客さまはじめ関係各位に多大なご迷惑をおかけしていることを、おわび申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」

検査データの不正を行っていたのは、日立製作所グループの化学メーカー「日立化成」。三重県の事業所で製造する産業用の鉛蓄電池の一部について、顧客との間で取り決めた検査方法とは異なる検査をしていた上、虚偽の検査データを記載して出荷をしていた。

不正は2011年から今年の6月まで行われ、6万台の製品が約500社に納入されていた。

日立化成によると、製品の品質や安全性に問題はないということだが、今後外部の調査委員会を設置し、不正があった経緯や原因を調べるとしている。