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東証“証券コード”アルファベットも使用へ 2024年1月以降発行から

2022年5月31日 16:06

東京証券取引所は、銘柄を識別するためにある数字4桁の証券コードを、2024年の1月以降に発行するものについてはアルファベットを組み合わせたコードにすると発表しました。

東京証券取引所で株式の売買をするときに識別番号として使われる証券コード。これは銘柄一つ一つに割り振られている4桁の数字です。

東証によりますと、コードを数字4桁に限る場合、最大でも1万銘柄までとなるため、近年、残りのコードが枯渇してきていたということです。

そこで、東証は2024年1月以降、新たに使用するコードはアルファベットを混ぜたものにすると発表しました。これにより使うことができるコードが6万種類以上となります。

アルファベットは先頭から2桁目か4桁目、または両方に入れるとしていて、例えば9A76、987A、9A7Aといった表記に変わるということです。

ただ、アルファベットの場合、口頭で伝達する際の誤りや数字と混同する可能性があるため、使用する英文字を「B」「E」「I」「O」「Q」「V」「Z」を除く19文字に限定するとしています。

一方、現在4桁の数字のコードを持っている企業については変わらずそのまま使用されます。