「インターンシップ」中小企業、3年で倍増
学生が企業で仕事を体験する「インターンシップ」を行っている中小企業が倍増していることがわかった。
東京商工会議所の調査では、大学生の新卒採用を実施している中小企業のうち、インターンシップを行っている企業の割合は24.1%で、3年前の調査に比べて倍以上となったことがわかった。
実施期間では、5日以上が過半数を占めるものの、1日以下という企業も2割近くを占めている。
インターンシップ受け入れの目的については、7割近い企業が「採用活動の一環」と答え、多くの企業でインターンシップに参加した学生から、採用の応募があったという。
人材獲得競争が激しくなる中、インターンシップを採用活動の重要な手段とする中小企業が増えている実態が浮き彫りになった。