きょう解禁日 多くの大企業で「内定式」
1日、多くの大企業で来年春に入社予定の学生たちを集めた内定式が行われた。
10月1日は経団連が内定解禁日と定めている日。多くの大企業で内定式が行われ、大手損保会社では人事担当者が内定者に「3月に必ず卒業してください」「自分磨きに時間をあててください」などと呼びかけた。
一方、ITベンチャーの「メルカリ」は「内定式」ではなく「入社式」を行った。メルカリは毎月新しい人材を採用しており、メルカリを含むITベンチャーや外資系企業など、経団連に加盟していない企業が自由な採用活動を行う中、経団連は採用日程の縛りをなくすことを検討すると表明し議論となっている。
東京海上日動・人事担当者「何かしらのルールというものがあってある程度わかりやすい中で就職活動をしていただくのがいいのではないか」
政府や経済界、大学関係者などは、今月から採用活動の望ましいあり方について協議を始める。